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広がれトリプル WIN の輪|基板設計業者様のご紹介

商いの基本として、近江商人が残した三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」の理念に勝るものはありません。そしてアンビル コンサルティングは日々これを心掛けており、お客様と共にこの三方よしの輪を広げていきたいと考えています。

そこでアンビル コンサルティングでは以前jから、ブログサイトで基板設計業者様の紹介をさせていただいておりましたが、先日のメインサイトの更新にあわせて、メインサイトのコンテンツに格上げしました。

 

triplewin500

 

そこでますこのご紹介ページの内容を、より有用なものにアップデートしたいと考えておりますので、このページでの紹介を希望される業者様がおられましたら、info@anvil.co.jp までご連絡ください。

また現在、ユーザー事例については英語ページにリンクを張っていますが、できればアンビル コンサルティングのお客様の声を広くお届けしたいと考えておりますので、ご協力いただける場合にはご連絡お願いいたします。

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Altium 投資家向け資料 3つの新発見

Altium の株価を押し上げた(かも知れない)だけあって Altium Limited Investor Presentation August 2014 はなかなかの力作です。そこでもう少し、他のページも見てみることにします。 

この資料には、思わずアレッといいたくなるような意外な新事実が示されています。まず Altium の本社(Head Quarter)についてですが、私の知る限り、シドニーに登記上の本社を残したまま、本社機能は上海に移転したはずでした。しかしこの資料によるとサンディエゴが グローバル HQ となっており、現在の上海オフィスは リージョナル(地域)HQ になっています。これは初耳です。サンディエゴに移転したのは R&D だけだと思っていました。

2014anual3

また Altium のシェアがわかりやすいチャートで示されています。これを見てアレッと思ったのは、図研社とのシェアの差です。この WEB ページに示されている売上高 は Altium と大差無いように見えますが、 この Altium 投資家向け資料では 2 倍以上開いています。これは少々解せませんが、おそらくこの 連結の売上高 がシェア推定の根拠として使われたのだと思います。

2014anual5

あと Altium の経費割合ですが、R&D の 13.3% に対してマーケティング・セールスが 45.3% となっています。Altium Designer を販売するために、その開発の 3倍以上の経費がかかっている事になりますが。この事は双方の数字が入れ違っているのではないか?と疑いたくなるほど意外です。本当でしょうか?

2014anual4

このように、ざっと見渡しただけで 3つの新発見がありましたが、他にもいろいろありそうです。新しい Altium に出会うことができるかも知れませんので、ぜひ一度ご覧下さい。

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Altium 株価急騰の謎

先月末、Altium 株価が急騰 しました。  おそらく、この急騰の原因となるアナウンスがあるはずですのであたってみたところ、 Altium Limited Investor Presentation August 2014   が見つかりました。

これは、44ページもある力の入った資料です。2014年の業績報告を中心に構成されており 2014年の業績の伸び立が前年度を上回った事がわかります。 

2014anual1

尤もこの業績については、以前に概要が公開されており 2014年度 Altium 社の業績が好調である事は周知の事実であり、特に意外な事ではないはずです。そこで他に、投資家があわてて株を買いに走るような魅力的な情報は無いか?と探してみたところ、ローエンドとハイエンドに新製品を投入する事が約束されていました。

2014anual2

どうやらこれが、株価急騰の理由のようです。終わりの “Our focus for FY15 is….” のページに は “Launching an expanded product range from the low-end to the high-end” と書かれていますので、遅くても来年の7月までには Altium Designer の上位機種と下位機種が出揃いそうです。

このプレゼンテーションには、他にもいろいろ興味深い内容のページがいくつもあります。この資料は投資家向けに用意されたものですが、なかなかの力作でありAltium Designer のユーザーが Altium をより良く知るためにも役立ちます。

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Altium Designer ユーザー情報サイトと新着情報

Altium Designer ユーザー情報サイトでは Altium Designer の利用に役立つテクニカル情報をお届けしています。サブススクリプション期間中のアンビル コンサルティングのユーザーでないと、このサイトの全ての情報を閲覧する事はできませんが、それ以外の場合でも有用な多くの情報を入手することができます。また、ユーザー登録せずに利用する事もできますが、この場合には一部のエリアしか見られませんので、利用に際してはまずユーザー登録することが必要です。

このサイトは以下のように複数のカテゴリに分類されています。

INFOMATION : 利用者登録をせずに、評価版ユーザーも利用可能
FOR TRIAL USERS : 利用者登録をせずに、評価版ユーザーも利用可能
FOR ALTIUM DESIGNER USERS : 評価版ユーザーも利用できるが登録が必要
FOR ANVIL CUSTMER : アンビルコンサルティングの保守契約ユーザ限定
USERS ROOM : 評価版ユーザーも利用できるが登録が必要

このサイトでは機能と使用方法の解説記事だけでなく、PDF 化された Altium Designer 評価版ユーザー様向け日本語資料 や Altium Designer 保守ユーザー様向け日本語資料 をダウンロードする事ができます。

 またこのサイトには新機能を紹介した記事がタイムリーに投稿されます。そこで、Altium Designer 14 以降にこのサイトに投稿された主要な記事をご紹介します。これらの記事の多くには Altium Designer 14 での機能の更新が反映されています。

For Trial Users > Getting Started

Altium Desginer 14のインストール     Altium Designer 14 のリリースにあわせて投稿されました。
Altium Designer 導入ガイド   Altium Designer 14.3 に合わせて内容が更新されています。

 For Altium Designer Users > About Altium Designer

Altium Desginer 14 リリース&リリースノート    Altium Designer 14 での更新内容が紹介されています。

For Altium Designer Users > FAQs & Tips

機能紹介:テンプレートを利用したドキュメントの新規作成
機能紹介:ドキュメントの比較
外部ウェブブラウザの使用
パラメータについて
マルチシートのプロジェクト構造
基本操作:グラフィカルな編集
基本操作:ワイヤカット
基本操作:コピー&ペースト
機能紹介:マルチチャンネル デザイン
機能紹介:部品表作成
電気的オブジェクトの紹介
機能紹介:未使用パッドの削除(v14.3)
オブジェクトの紹介:コンポーネント外形(3D Body)
機能紹介:多角形オブジェクトの形状編集(v14.3)
オブジェクトの紹介:ポリゴン(Polygon Pour)
機能紹介:ティアドロップの追加・削除
基本操作:配線
機能紹介:マルチチャンネル デザイン
基本操作:デザイン情報の転送
基本操作:基板外形の設定
機能紹介:距離の測定(CAM)
SI:インピ―ダンスの計算
SI:Model Selectorが使用されているIBISモデルの読み込み

For Anvil Customers

PCB:シルク(Overlay)レイヤが印刷されない
PCB: デザインルールの設定例
v14リリースノート キーハイライト

その他、Free discussion にもいくつか新しい書き込みがあります。

ショートカットの割り当て
XSpiceネットリスト出力
ポリゴンから文字を抜く方法     

なおここには、利用者登録が必要なページや、アンビル コンサルティングのサブスクリプションユーザしか利用できないページがあります。この Altium Designer ユーザー情報サイトの利用方法と内容についてのお問合せは、support@anvil.co.jp まで。

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Altium Designer トレーニング 2014年 10-12月の日程

東京新宿のエー・ディ・ティ本社で開催されている、Altiunm Designer トレーニングセミナーの 2014年 10月、11月、12月の日程 が公開されました。

  • 10月15日 (水) 基本操作と回路設計
  • 10月16日 (木) PCB 設計
  • 11月12日 (水) 基本操作と回路設計
  • 11月13日 (木) PCB 設計
  • 12月17日 (水) 基本操作と回路設計
  • 12月18日 (木) PCB 設計

時間は午前10時から午後5時まで。受講費用は 各コースとも同額の、税別価格 25,000円 /1日、45,000円 /2日、65,000円 /3日となっております。 この詳細は こちら をご覧ください。

また、アンビル コンサルティングでは大阪本町のサポートサテライトで Altium Designer ハンズオン・トレーニングを定期開催しております。9月と10月の開催日程は以下のとおりですので、こちらの利用もご検討ください。

  •   9月10日(水) 概要&回路図
  •   9月11日(木) PCB
  •   9月24日(水) 概要&回路図
  •   9月25日(木) PCB
  • 10月  8日(水) 概要&回路図
  • 10月  9日(木) PCB
  • 10月22日(水) 概要&回路図
  • 10月23日(木) PCB

なお大阪で開催中の Altium Designer ハンズオン・トレーニングの詳細についてはこちら をご覧ください。

お問合せお申し込みは support@anvil.co.jp 宛または Altium Designer リクエストフォーム にて承っておりますのお気軽にご連絡ください。

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Altium の企業買収と技術資産の継承

 CAD 業界では企業買収によって規模を拡大し、成長を遂げた企業が多くありAltium もそのうちの一社です。

複数の小さな会社がひとつに集約されることにより開発が効率化され、製品の進化は加速します。もちろんこの事はユーザーの利益に繋がるわけですが、買収された側の製品のユーザーにとっては喜べるものではなくむしろ災難に近いものがあります。なぜなら今使っている CAD ツールが切り捨てられてしまう事が多いからです。

多くの場合、競合商品を持つ同業者を買収すると買収された側の商品は消滅し、買収側の商品がその後継に位置付けられます。Altium も例外ではなく、いくつかの CAD メーカーを買収し、それらの企業の商品の販売を取りやめました。しかし Altium では Altium Designer を真の後継機種としてご利用いただけるように、これまでに描き蓄えられてきた既存のCAD データを読み込んで再利用するための機能を提供しています。

Altium では PCB CAD メーカとして Microcode 社と ACCEL Tecnologies 社を買収しています。そしてこれらのメーカーの製品のすべて製品の販売を取り止めましたが、Altium Designer にはこれらの CAD データの読み込み機能が完備されており、既存の秘術資産を無駄にすること無しに Altium Designer で利用することができます。

Altium が 2000年に買収したACCEL Tecnologies 社の製品のサポート

P-CAD(Windows)

ACCEL EDA のの名称で販売していたものが P-CAD に名称変更されたものです。ACCEL Tecnologies 社を買収した後も販売が続けられ、P-CAD 2006 を最後に Altium Designer に引き継がれました。そして Altium Designer はその後継として、この P-CAD ファイルの読込機能を備えており、P-CAD で作成された回路図や PCB などの技術資産を無駄にすることなく、再利用できます。

なおこの機能はプラグインで提供されており、AliumLive サイトでその仕様が詳しく説明されています。

accelplagin500

なお、上記プラグイン詳細情報へのアクセスには AltiumLive アカウントへのサインインが必要ですので、まだアカウントを取得されてない場合には Altium Live Requests からお申し込みください。

ACCEL EDA (Windows)

P-CAD に名称が変更されるまでの ACCEL社のメイン商品であり、廉価版(4層4000ピン)と通常版では P-CAD への移行時期は異なりますが、P-CAD への移行が完了したのは V15 くらいの頃だと 記憶しています。Altium Designer で読込めることが正式に表明されているのはこの V15 以降のファイルであり、これ以前の ACCEL EDA のファイルの読込は保証されていません。しかし実際には古いバージョンでも読み込むことができ、V13のファイルが読めることがユーザーから報告されています。ただし、日本語フォントが使用されていなる場合には読めないようです。

P-CAD Master Designer(DOS)

ACCEL 社が P-CAD 社 を買収した時点での P-CAD  のメイン商品であり、P-CAD 買収後、すぐに販売が取りやめられました。Altium Designer はこの製品の ASCII インターフェイスである PDIF ファイルの読み込み機能を備えておりこの P-CAD Master Designerで作成したファイルを読み込んで Altium Designer で再利用することができます。

pdifplugin500

TANGO(DOS)

TANGO は ACCEL Tecnologies の CAD ツールが Windows に移行する前の DOS 製品であり、このTANGO で作成したファイルも Altium Designer に読み込んで再利用することができます。

tangoplugin500

Altium が 1998年に買収した MicroCode 社製品のサポート

Altium が 1998年に MicroCode 社を買収し、その後もそのメイン商品である Circuitmaker の販売を継続していましたが、Circuitmaker 2000を最後に販売を終了しました。そしてその後継製品である Altium Designer はこの Circuitmaker で作成されたファイルの読み込み機能を備えています。

  cm2000plugin500

なおこの CircuiteMaker のプログラムは Altium TechFocs サイトの Legacy Dounloads からダウンロードできます。ただしインストール時にアクセスコードの入力が必要なため、ユーザー以外は利用できません。 また、これらの製品のドキュメントやアップデートパッチが Altium TechDochs サイトの Legacy  Documentetion から入手できます。

以上のように Altium Designer は買収によって販売が終了した CAD の真の後継機種としてご利用いただけますので、是非とも Altium Designerの導入ををご検討ください。

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ハンズオン・トレーニング、2014年 10月以降の日程

アンビル コンサルティングでは大阪市内のサポートサテライトで Altium Designer ハンズオン・トレーニング を定期開催しております。

このハンズオン・トレーニングの 2014年10月以降の日程 をご案内いたします。  

< 10月開催分 >
• 10月 8日(水) 概要&回路図
• 10月 9日(木) PCB
• 10月22日(水) 概要&回路図
• 10月23日(木) PCB

< 11月開催分 >
• 11月12日(水) 概要&回路図
• 11月13日(木) PCB
• 11月26日(水) 概要&回路図
• 11月27日(木) PCB)

< 12月開催分 >
• 12月  3日(水) 概要&回路図
• 12月  4日(木) PCB
• 12月17日(水) 概要&回路図
• 12月18日(木) PCB

また、すでにご案内済みの 9月開催分についても現在申し込み受け付け中です。

< 9月開催分 >(更新:
• 9月10日(水) 概要&回路図
• 9月11日(木) PCB
• 9月24日(水) 概要&回路図
• 9月25日(木) PCB

mata関西地域では唯一のトレーニングコースコースです。受講料金は 1日あたり 25,000円(弊社保守ユーザー様の場合は 20,000円)となります。 なお、日程が変更される場合がありますのでお申込みに際しては Altium Designer ユーザー情報サイト で最新日程をご確認ください。

また、東京では 株式会社エー・ディ・ティがトレーニングコースを定期開催 しています。関東近郊のお客様はこちらの利用もご検討ください。

トレーニングコースに関するお問合せ・お申込みは リクエストフォーム またはsupport@anvil.co.jp まで。

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メインサイトを 10年ぶりにリニューアル

長い間レイアウトのを変えずに使い続けてきました、アンビル コンサルティングのメインサイト を、今風なレイアウトに大幅変更しました。

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アンビルコンサルティングでは、玄関口としての役割を持つ 2つのサイトをを設置しており、このサイトとは別にもうひとつ、商品の紹介から始まる Altium Designer へのいり口があります。これに対してこのサイトは、アンビルコンサルティングへの入り口として設置されており、商品内容の説明よりもアンビルコンサルテlティングの方針とサービスのご紹介にウェイトがおかれています。

また今回レイアウトが大幅に変わりましたが構成は、(1)アンビルコンサルティングの紹介、(2) Altium Designer の紹介、(3) よくあるお問合せ。(4)リンク集となっており、従来と大差ありません。またコンテンツも大部分が旧ページからの転載です。このように、内容は以前と大差無いにもかかわらず、ゆったりしたレイアウトになっているのでずいぶん縦長になってしまいました。

また更新に際して従来ぺージのアクセスカウンタを確認したところ、210410 PV でした。今回の変更により使い勝手が改善されていますので、引続きのご利用よろしくお願いいたします。

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夏季休業日のご案内|2014年 8月

弊社ではお盆の期間中、以下のスケジュールで営業させていただきます。 •8月8日(金) まで – 通常どおりに営業いたします。

• 8月 9日(土)と 8月10日(日) –  (土)(日)の休業日としてお休みをいたします。
• 8月11日(月)から 8月15日(金) – 夏季休業日としてお休みをいただきます。
• 8月16日(土) と 8月17日(日) – (土)(日)の休業日としてお休みをいたします。
• 8月18日(月) 以降 – 通常どおりに営業いたします。

また、休業期間中にもできる限りメールの確認を行う予定ですので、緊急の場合 info@anvil.co.jp または support@anvil.co.jp までご連絡いただければ、お返事を差し上げることができる場があります。

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Altium Limted 2014 年度の業績

Altium Limted 2014 年度 6月期決算を終え、通年の業績が速報されています。

 このレポートによると、2014 年度 6月期の売り上げは 76億円強(1ドル=100円換算)であり、前年度よりも10% 程度増加しています。

altium2014

そこでここ数件の推移を確認するために、前年度の報告資料に今期の売上高を書き加えてみました。これを見ると 2010年以降は毎年 10% 程度、安定に成長していることがわかります。

al2014e2

しかしその内訳を見てみると、米国とアジア圏(中国を除く)では売上げが伸びておらず、欧州や中国のように絶好調ではありません。日本市場での売上げは、中国以外のアジア圏の中に含まれており、ここに示された数字からはあまり芳しくはないような印象を受けます。しかし実際には Windows XP のサポート終了による特需、消費税率引き上げ前の駆け込み需要、値上げ前のキャンペーンなどにより販売は好調でした。

日本ではここ 10年来、エレクトロニクスやその関連市場は成熟し、伸び代が見込めない状況が続いています。しかし世界に目を向けるとエレクトロニクスは、まだまだ拡大が見込める成長産業のようです。

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Altium Designer の無料 ビューワ

Altium Designer には製品版 と同じプログラムを利用したビューワが無償で提供されています。製品版と同じバージヨンを利用できるできるので互換性は完璧。製品版で保存したデザインファイルを 100% 完全に再現することができる理想的なビューワーです。

以前より Altium Designer では、製品の種類にかかわらず、インストールされるプログラムは全て同じであり、ライセンスの認証によって機能が区別されています。すなわち Altium Designer の PCB 機能付きのものも PCB 機能無しのものもプログラム自体は同じですが、Altium から発行されえうライセンスを認証すると、それぞれのの仕様にあわせて機能が有効化され、異なる製品に分離します。そしてこのしくみを無償提供品にも範囲を拡大したのが、Altium Designer の評価版とこのビューワーです。

ライセンスの種類機能 Design Entry A/D SIM FPGA PCB Layout
Altium Designer
Altium Designer SE X
Altium Designer Trial 30days Only 30days Only 30days Only 30days Only
Altium Designer Viewer View Only View Only View Only View Only

 
本質的に製品版と 100% の互換を持つこのビューワには、いろいろな有効な活用方法がありそうです。たとえば、以下のような場合に役立ちます。

・ Altium を使って外部で設計されたデータを確認したい 。
・ Altium 評価版で作成したファイルを、評価期間終了後に確認したい。
・ データの確認にはできるだけビューワーを利用し、製品ライセンスを有効活用したい。
・ いつも持ち歩く ノート PC にインストールしておき、出張時の打ち合わせに利用したい。

また、このビューワーライセンス以外に、Summer 09 をベースにした専用プログラムとして開発された ビューワーも提供されており、旧バージョンとの互換性を確認したい場合などにご利用いただけます。

以上、取引先との連携の強化と製品版ライセンスのより有効な活用のために、ぜひともこの Altium Designer のビューワーライセンスをご利用ください。

Altium Designer のビューワでは製品版プログラムをインストールして利用します
dl_altiumviewer500

なお Altium Designer ビューワーライセンスは無償で提供されています。入手を希望される場合には Altium Designer リクエストフォーム からご請求ください。

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Altium Designer 評価版ユーザー様向け日本語資料

アンビルコンサルティングでは Altium Designer の導入検討と運用に役立つ日本語ガイドブックを独自に作成し、Altium Designerユーザー情報サイトを通じて無償で提供しています。

これらのガイドブックにはアンビルコンサルティングの保守ユーザー様でなくてもご利用いただけるものもあり、この中で最も多くご利用いただいているのが Altium Desiger のインストールとライセンス認証の手順を解説した、Altium Designer 14 導入ガイドです。インストールとライセンス認証は、製品版・評価版を問わず必ず必要になります。そしてその手順はクラウド技術を利用した独自性の強いものであり、スムーズなセットアップには説明資料が欠かせません。

 このガイドブックでは、インストールとライセンスの認証の一連の手順が挿絵を使ってわかりやすく説明されており、初めての場合でもこれを利用することにより戸惑うことなく、セッアップを終えることができます。

 Altium Designer 14 導入ガイド

ad14guide
1. ライセンス オプション ….. 2
2. ライセンス タイプ ….. 2
3. AltiumLive Account ….. 3
4. インストール プログラムの入手 ….. 3
5. インストール ….. 4
6. ライセンス取得(アクティベーション) ….. 7
7. 追加機能のインストール ….. 13
8. アップデートモジュールのインストール ….. 16
9. 日本語環境への切り替え ….. 17
10.ライブラリ&サンプルファイル ….. 18
11. Altium Designerのアンインストール ….. 19
12. Altium Designer Viewer dition ….. 20

さらに評価版ユーザー様にもご利用いただけるガイドブックとして Summer 09 版 Altium Designer 日本語ガイドブック回路シミュレーション解析の設定と実行 があります。いずれも、Altium Designer のセットアップ完了後の試用段階で役立ちます。特に Altium Designer の日本語ガイドブック はハンズオントレーニング用のテキストとして、以前に利用されていたものであり、Summer 09 版のまま更新されtいませんが 評価版の試用段階では特に不便なくお使いいただけると思います。

 これらのガイドブックのご利用に際しては Altium Designer 14 導入ガイド 以外、Altium Designerユーザー情報サイトの利用者登録 が必要です。以上、評価版の試用に際しては是非ともこれらのガイドブックをご利用ください。

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Altium Designer 保守ユーザー様向け日本語資料

  アンビルコンサルティングでは Altium Designer の導入検討と運用に役立つ日本語ガイドブックを独自に作成し、Altium Designerユーザー情報サイトを通じて無償で提供しています。 これらのガイドブックには、だれでも自由にダウンロードしてご利用いただけるのと、アンビルコンサルティングの保守ユーザー様だけに限定されたものがあります。

主に、導入検討とセットアップの段階でお使いいただくものについては、利用者に制限は加えられていませんが、セットアップ完了後の使い方を解説したガイドブックについては、アンビル コンサルティングのサブスクリプションユーザー様だけに限定してご利用いただいております。そこで今回は、弊社サブスクリプションユーザー様限定のガイドブックをご紹介します。

これらの限定配布されているガイドブックのうち、最も利用価値が高くユーザーの皆様にご利用いただきたいのは、Altium Designer トレーニングガイドです。

このガイドブックは、ハンズオントレーニングのテキストとして作成されたものであり、いわゆる独習のためのチュートリアルガイドではありません。このため例題に沿って回路図作成からPCB 設計、CAM 出力に至るまでの手順とコマンド操作を、事細かに説明しているわけではありません。 しかし一連の作業に必要な機能が流れに沿って説明されおり、文中のコメントや挿絵によって、コマンド操作についても容易に理解できる内容になっています。

 Altium Designer トレーニングガイド、Altium Designer 14 対応版
概要と回路図、及び PCB の 2つに分かれています。

sch1sch2
 
pcb1pcb2 
1.     はじめに …….. 1
2.1   DXPプラットフォーム … 1
2.2  Altium Designerプロジェクト ……. 2
2.3  ワークスペースの操作方法 ……. 3
2.4  ドキュメントエディタでの作業 ……. 6
2.5  ライブラリについて …….. 9
2.6  プロジェクトの作成 ……. 12
3.     回路図エディタの基礎 ……. 13
3.1   シート設定 ……. 13
3.2   画面表示の操作 …….. 15
3.4  オブジェクトの配置・削除 ……. 17
3.5  接続に関連する電気的オブジェクト ……. 18
3.7  編集機能紹介 ……. 30
3.8  属性編集 ……. 33
3.9  マルチシート(複数シート)設計 ……. 38
3.10 アノテーション(番号割付け) ……. 42
4      回路の検証 ……. 45
4.1   コンパイル ……. 45
4.2  プロジェクト オプションの設定 ……. 45
4.3  コンパイル時のメッセージ ……. 46
4.4  Navigatorパネル …….. 47
4.5  マーカー表示機能 ……. 48
4.6  ネットリスト作成 ……. 49
4.7  レポート ……. 49
5     作画用オブジェクト ……. 51
5.1   文字入力 ……. 52
5.2  作画オブジェクト ……. 52
6.    テンプレート ……. 53
6.1  スペシャル ストリング …….. 53
6.2 テンプレート作成 ……. 54
7.    ライブラリエディタ …….. 56
7.1   ライブラリエディタの起動 ……. 56
7.2  ライブラリファイルの構造 ……. 57
7.3  ライブラリ エディタパネル ……. 58
7.4   回路図部品の作成 ……. 58
8.     印刷 ……. 62
8.1  プリンタ出力 ……. 62
8.2  スマートPDF ……. 63
 
9.    PCBエディタの基礎 ……. 1
9.1  PCBのワークスペース ……. 1
9.2  PCBドキュメントのナビゲート ……. 2
9.3  ボードインサイト ……. 8
9.5   デザイン オブジェクト ……. 15
9.6  グループオブジェクト ……. 25
9.7   編集操作 ……. 27
9.8  レイヤ構成 ……. 28
10.  ライブラリエディタ ……. 32
10.1 新規ライブラリの作成 …… 32
10.2 部品の作成 ……. 32
11.    PCB設計の準備 ……. 35
11.1  PCBファイル作成 ……. 35
11.2  基板外形の設定 ……. 36
12     設計作業 ……. 42
12.1  デザイン情報の転送 ……. 42
12.2  部品配置 ……. 43
12.3  デザインルール ……. 44
12.4  配線 ……. 53
12.5  ポリゴン ……. 57
13.    インターナルプレーン ……. 61
13.1  プレーン層の追加 ……. 61
13.2  プレーン層へのネット割付け……. 61
13.3  プレーンに関するデザインルール ……. 62
14.     DRC ……. 63
15.     出力 ……. 64
15.1   図面出力 ……. 64
15.2  データ出力 ……. 66
 
 なおこのガイドブックは こちら からダウンロードできます。また、このガドブックの旧バージョン(Summer 09 版)が弊社サブスクリプションユーザー様以外にも提供されています。

さらに、Altium Designer の特徴的な機能を解説した以下のガイドブックが用意されています。

日本語ドキュメント|xSignalを利用した高速デザイン (追記:2015/04/28)
日本語ドキュメント|IBISモデル実装エディタ
日本語 PDF ドキュメント|シミュレーション モデルを回路図コンポーネントにリンク
日本語 PDF ドキュメント|回路図パラメータ
日本語 PDF ドキュメント|パワープレーンとスプリットプレーン 
補足資料 – 回路図タイトルブロック
補足資料 – フットプリントマネージャー 
統合されたAldec OEMシミュレータ
解説書 – 統一カーソル・スナップシステム
解説書 – Altium Designer による PCB 共同設計

アンビル コンサルティングではこれらの日本語ドキュメントを用意し、ユーザーの皆様をサポートしています。なおこれらのご利用に際しては Altium Designerユーザー情報サイトの利用者登録 が必要です。サブスクリプション期間中のユーザーの皆様は是非ともこれらの日本語ドキュメントを Altium Designer の運用にお役立てください。

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OrCAD の国内販売チャンネル

OrCAD 代理店のサイバネットシステム株式会社から CADENCE製品(OrCAD)の販売終了 と  メンテー・グラフィック社との代理店契約の締結 がアナウンスされています。

これは数ある CAD 販社のうちの一社から出された、単なる取り扱い商品の変更の告知に過ぎませんが、よくある出来事として見過ごしてしまえるほどの他人事ではありません。

PC CAD 市場ででは OrCAD もサイバネットシステム社もその存在は大きく、なによりもPC CAD 黎明期からの不動のメインプレーヤとして活躍してきた長い歴史と実績があります。尤も 歴史が長いといってもたかだか 30年程度であり、その始まりは昭和の末期です。このため OrCAD、サイバネットシステム社にまつわる多くの出来事がまだ記憶に残っており、このアナウンスをきっかけに、かつての古き良き時代を思い起こしているところです。

OrCAD の記憶|機能と価格とその戦略
PSpice の記憶

このように過去を振り返ると感慨深いものがありますが、競争相手としてはこれが今後に及ぼす影響についても無関心ではいられません。これについては、少なくとも今のところは Altium の競争力が低下するような方向には向かっていないように見えますが、とりあえずは静観するしかありません。 

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ハンズオン・トレーニング、2014年 7月以降の日程

アンビル コンサルティングでは大阪市内のサポートサテライトで Altium Designer ハンズオン・トレーニング を定期開催しております。

このハンズオン・トレーニングの 2014年7月以降の日程 をご案内いたします。  

< 7月開催分 >
• 7月 2日(水) 概要&回路図
• 7月 3日(木) PCB 
• 7月16日(水) 概要&回路図
• 7月17日(木) PCB

< 8月開催分 > (更新:6月17日)
• 8月 6日(水) 概要&回路図
• 8月 7日(木) PCB 
• 8月27日(水) 概要&回路図
• 8月28日(木) PCB)

< 9月開催分 >(更新:6月17日)
• 9月10日(水) 概要&回路図
• 9月11日(木) PCB 
• 9月24日(水) 概要&回路図
• 9月25日(木) PCB

関西地域では唯一のトレーニングコースコースです。受講料金は 1日あたり 25,000円(弊社保守ユーザー様の場合は 20,000円)となります。 なお、日程が変更される場合がありますのでお申込みに際しては Altium Designer ユーザー情報サイト で最新日程をご確認ください。

また、東京では 株式会社エー・ディ・ティがトレーニングコースを定期開催 しています。関東近郊のお客様はこちらの利用もご検討ください。

トレーニングコースに関するお問合せ・お申込みは リクエストフォーム またはsupport@anvil.co.jp まで。

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Altium Designer 14.3 がリリース

Altium Designer 14.3 がリリースされ、すでに利用可能になっています。

今回のリリースは、マオナーアップデートでありながら多くの新機能が提供されていますので、新規購入検討中の方々だけでなく既存ユーザの皆様方も、ぜひともこの新バージョンの内容をご確認ください。

なおこの新バージョン はインストール済みの旧プログラムからのアップデートはできず、ご利用いただく為には Altium のサイト からインストーラをダウンロードして新規にインストールするころが必要になります。
     
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新機能については、まず Altium のサイトに用意されている動画をご覧ください。そしてより詳しく知りたい場合には、評価版をご請求ください。

評価版は Altium のホームページから請求することもできますが、アンビルコンサルティングでは 評価版サポート専用サイト を通じて、評価中の皆様方のお手伝いをさせていただいておりますので、ぜひともこちらのフォーム からご請求ください。

では、皆様方からの評価版のご請求とお問合せをお待ちしております。

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Alrium 開発拠点の移転

Altium Designer の開発拠点が、中国の上海からアメリカのサンディエゴに移転します。プレスリリース によると、成長戦略の一環として、市場ニーズへの対応と開発リソースの確保のためにこの移転が行われるとの事です。

会社の主要な部門の移転と聞くと、まず従業員の転勤や離職が思い浮かびます。しかし一般的に、ソフトウェア開発では、全員が一箇所に集って仕事をしているわけではありません。このため、形のあるものを生産する工場が移転する場合のように大きな異動が伴うものでは無く、今回の移転はアメリカで開に従事しているスタッフに、開発の主導権を移すというような意味合いに近いのものなのかもしれません。

いずれにセよこの移転による開発力の強化により、先進のニーズを反映した新機能がよりタオムリーに提供可能になり、今まで以上に Altiumm Designer の進化が早まることが期待されます。

ということで、現状を見てみるとマイナーアップデートでありながら新機能満載の Alrium Designer 14.3 も順調に準備が進んでいるようです。

また、このような Coming Soon のアナウンスが行われており、昨年 Altium 社が投資家向けに公表した低価格の PCB CAD の開発計画(Altium の業績と開発計画) についても進捗しているのかもしれません。この CircuitStudio の商品名は以前販売されていた FPGA 機能の無い PCB専用の低価格デザインエントリ・ツールに使われていたものですので、この開発計画と附合します。しかしこのページでは旧製品の商品名がそのまま使われていますので、これはこの開発計画とは直接関係の無い旧ページなのかも知れません。

いずれにせよ、低価格の PCB CAD ツールの準備がどれくらい進んでいるか? また今回の移転がこれにどのように影響するのか?など、大変興味深いところではあります。

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FPGA/CPLD 入門記事全集|リバースエンジニアリング解説

CQ 出版社から FPGA/CPLD 入門記事全集 が出版されました。

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これはトランジスタ技術、Interface、Design Wave 誌の過去の記事を集めたもので、Altium Designer のリバースエンジニンリング機能の解説記事が掲載されています。内容は この記事 の全文です。

またこの記事の構成は、リバースエンジニンリングの手順書に近いものであり、ガーバーデータと PDF回路図から Altium Designer の完全な回路図と PCB で尾他を復元する手順がステップ・バイ・ステップで解説されています。 尚この記事の執筆には Protel 2004 を使いましたが、手順は現在の Altium Designer でも変わりません。

またこのリバースエンジニアリングの記事は FPGA 関連記事として取り扱われていますが、これは CQ 出版が取り上げたサンプル基板がたまたま FPGA 基板であったためであり、記事の内容は特に FPGA に特化したものではありませんのでどのような基板のリバースエンジニアリングにも役立ちます。

以上、リバースエンジニアリングの際には、ぜひともこの記事をお役立てください。

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Altium Designer 14.3 のアナウンス

Altium のホームページでは Altium Designer 14 のマイナーアップデートである Ver 14.3 の近日リリースがアナウンスされています。今までのマイナーアップデートは、不具合の修正に重点が置かれていましたが、今回はむしろ新機能の提供に重点が移されているようです。そしてそのためかマイナーアップデートとしては異例とも云える、リリース前のアナウンスが行われています。 Altium Designer 14.3 Sneak Preview

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主なアッデートの内容として、以下の 4点があげられています。

  1. 完全な(本物の)バリアントのサポート(True Variant Support)
  2. 半自動配線のためのルーティングエンジンの改良(Improved Interactive Routing Engine)
  3. 折りたたまれた状態のリジッド/フレックス基板の STEP 出力(Generate Folded STEP Models)
  4. ポリゴン編集と管理機能の拡張(Enhanced Polygon Editing & Management)

また、新機能を紹介する動画が用意されており、これを見ると PCB 機能を中心に地味ながら実用的な改良が施されていることが分かります。例えば等長配線機能を紹介する動画では、新機能によって配線の長さを揃えるための冗長パターンが、限られたスペースに容易に収め込まれている様子が紹介されています。

リリース日については特に言及されていませんが、営業的には現在実施中のキャンペーンが終了するまでにはリリースしてほしいところです。なおこの新バージョンその他に関するお問合せ、及び評価版のご請求を フォーム または info@anvil.co.jp で承っておりますのでお気軽にご連絡ください。

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Altium Designer のインストールメディア

Altium Designer 14 ではインストールメディアが DVD から USB メモリに変更されています。

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昨年 12月にリリースされた Altium Designer 14.1.5 から、この USB メモリでプログラムが供給されており、これを利用することにより、インターネットに接続されていない状態でのプログラムのインストールが可能です。ただし、この変更は単なるメディアの変更であり、このことよって新たな利便性が提供されるわけではありません。例えば DVD の時と同じように、最新バージョンが反映されていない事が多いので、あくまでダウンロードできないときの代替手段としてご利用いただく事になります。また、DVD の時と同様にオプションとして提供されていますので、納品物として無償提供が約束されているわけではありません。

以上、新規にライセンスをご購入いただいた場合には在庫がある限り納品時にこれをお付けしていますが、その他の場合、例えばダウンロードによるインストールに不具合が生じた場合などにも可能な限りご用意させていただきますので、緊急時にはお問合せください。

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