Altium では半期の決算を終え、投資家向けに事業業績・方針についてのプレゼンテーションを行いました。このとき公開された資料 “Altium Investor Presentation February 2016 ” によると、業績は相変わら好調のようです。
この資料の冒頭付近には、売り上げの推移と予測を示したグラフがあります。これによると、毎年 20% 程度の売り上げ増を達成しており、今後もこのままの成長が見込まれています。
また、ローエンドとメインストリーム、ハイエンドの 3つに各製品がポジショニングされ、この3つのセグメントのそれぞれに対する販売戦略が示されています。そして、現在準備中のハイエンド製品には X2 という名前がつけれています。
この戦略図の横軸は時間軸であり、顧客の獲得法とその後のアプローチが示されています。ローエンドの顧客の獲得は種を撒くところから始まり、メインストリームでは釣り糸を垂らすところから始まります。そしてハイエンドでは、いきなり鉄砲で狙っていますが、大物は簡単には仕留めらず逆襲に合っている様子が描かれています。
この図にには農耕型マーケティング、狩猟型マーケティング、Pull 型、Push 型等のマーケティングのエッセンンスが盛り込まれており、思わず見入ってしまいました。
この資料は全て英語ですが、グラフや図を見るだけで Altium の勢いが伝わってきます。
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