プラグインモジュールの追加

Altium Designer では多くの機能がプラグインモジュールで提供されており、デフォルト設定のままインストールすると、必要な機能がインストールされず、利用できない場合があります。よく、Protel 99 SE のデータが読み込めないというお問い合わせや、必要なネットリストフォーマットがリストに表示されないというようなお問い合わせをいただきますが、これはプラグインモジュールがインストールされていないのが原因です。

このプラグインモジュールは Altium Designer をインストールした後、追加することができます。この追加は Altium Designer の機能を利用して行うことができますが、Windows コントロールパネルの ” プログラムと機能 ” を利用して、より簡単に行うことができます。

” プログラムと機能 ” 画面の Altium Designer のところで右クリックして編集を選ぶ

ctlpaltium500

 Select Design Funcyiomaiity 画面から利用したい機能を選ぶ

 import-export500

 よくお問い合わせいただく Protel 99 SE  データの読み込み機能や、ネツトリストの設定は Importers\Exporters の中にあります。この Importers\Exporters を展開しスクロールして見てみると、ほとんどの項目にチェックが入っていません。これは、これらの機能がインストールされておらずまだ利用できない状態であることを示しています。

この中から必要なものを選び、Next ボタンを押すことによりインストールできます。ネットリストフォーマットについては、必要なフォーマットを個々に選ぶのではなく、” Netlister ”  一か所だけを選ぶことによりすべてのフォーマットが利用可能になります。

netlister500

このような方法で、最初のインストール時にインストールされなかった機能を追加することができます。

また、ライブラリやリファレンスデザイン(サンプルデータ)についてもプラグインと同様、一部しかインストールされませんので、インストール後に追加 する事が必要です。

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