Altium Designer をお使いの基板設計業者様へ

アンビルコンサルティングの Web サイトで御社を紹介させていただけませんか?

CAD の最大のメリットはデータの共有・再利用が容易な事であり、これを四半世紀に渡って訴え続けてきましたが、まだまだこのメリットが十分に生かされていないのが現状です。

今もなお、「Altium Designer で回路図をい書いても、外部に基板設計を依頼すると他社の CAD で設計されてしまい Altium Designer でレイアウトデータを確認したり他の設計に使いまわすことができなない」という悩ましい現実が続いており、CAD のメリットが半減しています。

確かに Altium Designer で基板設計を受託されている業者様の数が不足している事は事実ですが、それ以上に、委託側と受託側とのビジネスマッチングがの不足がその原因になっています。そこでこの状況を改善する為に、アンビルコンサルティングでは「Altium Designer で設計します」というページで基板設計業者様をご紹介しています。そして今後さらに多くの業者様をここで紹介したいと考えていますので、掲載させて頂ける場合には info@anvil.co.jp までご連絡ください。

この紹介ページ では現在、以下の業者様を紹介していますが、まだまだ十分とはいえません。

・(有)エクサス
・CAD工房 Fine
・(有)パッケージングテクノロジ
・HINO実装設計有限会社
・Office Keyadvanced
・有限会社エムケイシステム
・シムテク有限会社
・パスコン株式会社
・株式会社グッドネス 
(順不同・敬称略)

このように、Altium で設計してほしいのに発注先が見つからず、泣く泣く他社 CAD での設計で間に合わせているという状況が続いています。弊社のユーザー様以外の業者様も掲載させていただきますので、お気軽に info@anvil.co.jp までご連絡お願いいたします。

1,163 total views, no views today

CircuitMaker がリリース

本日、以下のような見出しのメールが届きました。長い間、Comming Soon ! のままになっていた CircuitMaker が、ようやくリリースされたようです。
 

cm1_1

 
ホームページも更新されています。

circuitmaker2016[1]

このツールは、各利用者が設計内容を公開し、他の利用者とその情報を共有するというコンセプトで作られていますので機密を保つ事はできません。これは前代未聞の新しいシステムであり、今後どのように利用されていくのかは全く未知数ですが、利用者が増えれば貴重な情報原として育っていくのではないかと思います。

企業での生産活動には不向きなツールですが、興味のある方はご覧ください。

関連情報:CircuitMakerのドキュメントサイト

1,221 total views, no views today

サポートサイト利用の要点

新年明けましておめでとうございます。本年も倍旧のご愛顧よろしくお願いいたします。

さて昨年、サポートサイト を 5年半ぶりにリニューアルしてから 4ヶ月くらい経ちました。この間、少しずつ情報の転載やりンクの追加を行い、当初のものからだいぶ進化しました。

当面はこの構成と内容のまま運用する予定ですが、あらためて全体を見渡してみると、リンクの数がやたら多く、どこをクリックすれば必要な情報が得られるのか?という事が少し分りにに難くなってしまっています。そこでこのサイトをご利用いただく上での要点を簡単に紹介したいと思います。

まず以下の画像をご覧ください。要所を赤枠と青枠で囲んであります。

anvilsstop6

この本文赤枠の部分のリンク先に、セットアップの段階を含めて、利用頻度の高い情報が置かれています。まずここから情報を辿り、これで情報が得られない場合には、赤枠の FAQ ボタンで FAQ ページ に飛んでください。

その他に、トップページからは Altium オフィシャル(英語)ページへのリンクも張られていますので、日本語ページで得られる情報だけでは不十分な場合には、これらもご利用ください。

また青枠部分は Altium Designer の進化の経緯とリリースノートへのリンクであり、各世代・各バージョンの機能の違いを知る事ができます。常時必要な情報ではありませんが、取引先が使用しているバージョンとの違いを知りたい時などに便利です。またサブスクりプションが切れている場合には、現在のライセンスで利用できるバージョンとその機能を確認したい時や、最新版との機能の違いを知りたい場合などに役立ます。

以上、ぜひこのサイトをブックマークに加えてご利用ください。

なおこのサイトの各ページのレイアウトは段組みされており、スマートフォン等の小さな画面では見難いので PC 画面でご覧いただくようにお願いします。

1,011 total views, no views today

AltiumLive にサインインできない

 時々 AltiumLive にサインインできないというお問合せをいただく事があります。Altium Designer のライセンスは AltiumLive を経由して提供されており、事あるごとにサインインが必要になりますので、これが拒まれるとその場で立往生するしかありません。

 なお AltiumLive のサインインには AltiumLive アカウントの取得と初期設定 が必要です。サインインにはこの初期設定時に入力したバスワードを使用します。もしこのパスワードを忘れた場合には、サインイン画面に表示される “Forgot Password?” のクリック(WEB サイトトからのサインインの場合)によりパスワードを再設定する事ができます。 

forgotpass

また Altium Designer のアカウント画面では、”パスワード再登録?” のクリックで再設定できます。

resetpassad

追記 2016/02/07: 現在この方法はサービスを休止中です。
 error_resetpass
 

また、パスワードが正しいにもかかわらずAltiumLive にサインインできない場合次の原因が考えられます。

・ ファイアーウォールによるブロック
    Windows ファイアーウォールその他ツールで通信がブロックされている場合。
・ ブラウザとの互換性
    Altium がサポートしていないブラウザを使用している場合。
・ パスワードの間違い
    パスワードのタイプミス、他のパスワードとの混同等でパスワードが誤っている場合。
・ Altium 社サーバーの障害
    稀にサーバーのメンテナンス等でサービスが停止している場合があります。

そこで、各ケースでのこの不具合の原因と対処法をまとめてみました。

Altium Designer のインストーラのダウンロード時
インストーラをダウンロードしようとした時にサインインが求められますが、ここで弾かれる場合には、ブラウザとの互換性の問題が疑われます。以前から Altium では古いバージョンの Internet Exproler をサポートしていませんでした。また IE 11 では Altium のダウンロードページが表示されないという不具合が確認されており、Altium Designer のインストールには Internet Exproler は不向きです。

念のため Altium のサイトで要件を確認すると、ブラウザについては “Up to date Web browser” としか書かれていません。サポートされているブラウザの品名やバージョンは明示されておらず Altium Designer インストーラのダウンロードの際には Internet Exproler 以外の最新版ブラウザを使うことが必要です。また Dashboard など Altium の他の web ぺージにサインインする時も同じですので、同様の留意が必要です。

Altium Designer のインストールプロセスの途中
Altium のサイトからダウンロードしたインストーラを起動すると本体プログラムのインストールが始まり、そ直後にサインインが求められます。この場合は、アクセスにブラウザが介在していない事もあり、最近では不具合の報告はほとんど無なくなりました。以前は、古い Internet Exproler のインストール が残っていると不具合が出る事がありました。IE 以外のブラウザを使っている場合でも古い IE が残っているようであれば念の為、アンインストールされる事をお奨めします。

Altium Designer のアカウント管理画面での認証
Altium Designer のアカウント管理画面でライセンスを認証する時にも AltiumLive へのサインインが必要です。この段階ではむしろ、サインインできてもライセンス情報に接続できないという事の方が多いようですが、この場合にはたいていファイアーウォールによるブロックが原因です。これに対しては、Altium Designer の本体プログラムである DXP.EXE プログラムをファイアーウォールの対象から外す事で解決します。

なお Altium Designer を Windows 10 にインストーする場合にはこの確認が自動的に行われ、ワンクリックで除外設定が完了します。

block

他のセキュリティプログラムをご利用の場合には、マニュアルでの設定が必要になると思います。

オンデマンドで使用中のサインイン
オンデマンドでの使用中、何処も設定を変更していないのに突然サインインを求められ、正しいパスワードを打ち込んでも弾かれるという現象が稀に起こる事があります。滅多にはありませんが、もしこのような事が起こった時は Altium のサーバーが停止している可能性が高いので、回復するまでしばらくお待ちいただくしか方法はありません。

Altium 側の障害やデ―タの異常が原因で起こる事もありますので、突然サインインできなくなったような場合には、support@anvil.co.jp までお問合せください。

1,016 total views, no views today

Update PCB とコンポーネント ユニークID

Update PCB を実行した時、 PCB 上に配置済みの部品が移動してしまう場合があります。古い回路図を再利用した場合に起こりやすい現象であり、このような場合はたいてい、[ツール] >> 変換 >> コンポーネントユニーク ID のリセットを実行する事により解決します。

uniqueid

Altium Designer では、回路図とPCB とのリンクに それぞれの部品に与えられた固有の ID を利用しています。何かの拍子にこの ID が壊れると、回路図と PCB との間のデータの照合ができなくなり、部品が動いてしまったり欠落したりします。そこでこの ID を再構築するための手段としてこの、「コンポーネント ID のリセット」コマンドが用意されています。

回路シミュレータや伝送線路シミュレータとのリンクにも、このコンポーネント ID を利用していますので、この ID が壊れるとシミュレーションも実行できません。また Protel 98 以前のツールで作成された回路図には、コンポーネント ID が含まれていませんので、古い回路図を再利用する場合には特に注意が必要です。

Protel 旧製品が普及し始めた頃の初期 の CAD 設計では、回路図と PCB とをリファレンスデジグネータで関連付けるだけで事足りました。しかしその後アナログ/デジタル混在回路シミュレータや、伝送線路シミュレータ等、一つの CADツールにこれらの多くの機能が統合されるようになり、これらとの緊密なデータの連携の為にコンポーネント ユニーク ID(Unique ID)用いられるようになりました。

このコンポーネント ID は、回路図作成時に自動的に付加されますので、新規に回路図を作成する場合には設計者がこの存在を意識する必要はありません。しかし、Protel 98 またはそれ以前の回路図エディタで作成された回路図読み込んで使用する場合には、この属性が含まれていませんので、この「コンポーネントユニーク ID のリセット」コマンドで再構築することが必要になります。

また、伝送線路シミュレーションを行う場合には、[ プロジェクト ] >>コンポーネントリンク コマンドを起動して、回路図とPCBとの間で部品データをリンクさせることが必要です。この場合にもコンポーネント ユニーク ID が利用されますので、これが無い古い Protel や他のツールで作成した回路図を利用する場合には、事前に「コンポーネントユニーク ID のリセット」コマンドで 再構築しておくことが必要です。

コンポーネント ID は上記以外にも利用されますので、古い回路図や他のツールで作成した回路図を再利用する場合には、忘れずこのコマンドを実行する事が必要です。

1,083 total views, 1 views today

年末年始のスケジュール

12月も中盤にさしかかり、今年も残すところあとわずかになりました。

さて弊社 アンビルコンサルティングではこの年末年始、以下のスケジュールで営業いたします。

• 12月 21日(月)から12月 25日(金)まで – カレンダーどおりに営業いたします。
• 12月 26日(土)から 1 月 3日(日)まで – 休業いたします。
• 1 月 4日(月)以降 - カレンダーどおりに営業いたします。

なお、12月17日以降の受注分の納品は年明けになる見込みですが、お急ぎの場合にはご相談下さい。

また休業中にも折を見て、メールを確認する予定ですのでもし急な用件などがございましたら info@anvil.co.jp までご連絡ください。

では本年もあと少しですが、引続きよろしくお願いいたします。

879 total views, no views today

Altium Designer 16 の面付け機能

Altium Designer 16 では先進的な PCB テクノロジへの対応の為に多くの機能追加や改良が行われていますが、日常使う事の多い基本機能にも数々の改良が加えられています。その一つに面付け機能があり、以前よりもさらに使いやすいものに進化しています。

この面付け機能では今まで、PCB と PCB 間隔をその隙間の幅で設定する事ができず、隙間の数値に PCB のサイズを加えたサイズを入力する事が必要でした。しかし今回の改良で隙間値での設定ができるようになり、いちいち電卓で足し算をする必要が無くなりました。

ad16ebdba

また、異種基板の面付けを行う場合、各基板の層構成が一致しているかどうかを自動的に確認する事ができるようになりました。さらにその他、3D 表示や CAM データ出力の精度も高めれれています。

この面助機能の改良については、Altium Designer ユーザ情報サイト や Altium のサイト でも紹介されていますので併せてご覧ください。

1,160 total views, no views today

Altium Designer サポートサイトへの転載

この Altium 情報局は Blog 様式のサイトであり時間の経過と共にポジションが下がり、過去の記事から機能や用法を調べようとしても、なかなか見つからない事も多いと思います。この不便を補うため、Altium Designer サポートサイトの FAQ ページ への記事の転載を進めています。

今のところ「機能と用法」に関する主要な記事の転載を終え、「良くある問合せ」については当サイトへのリンクを設置したという段階ですが、後になっても役立ちそうな解説記事ついては、少しずつ転載していきたいと考えています。

ssfaq500

この Altium Designer サポートサイトの FAQ ページ には、独自のコンテンツとAltium 情報局からの転載に加え、Altium Designer ユーザー情報サイトへのリンクが設置されています。このため機能や使い方の調査には大変便利ですので、不明点が出てきたらます この FAQ ページ を覗いてみてください。

929 total views, no views today

Altium Designer 16 と他機種との互換性

Altium Designer には、他社製品および Altium の旧製品との互換性を保つために、さまざまな CAD フォーマットのファイルの読込と書き出し(保存)機能が用意されています。この Altium Designer の互換機能はは他に類を見ないほど充実しており、さらに先日リリースされた Altium Designer 16 では新に PADS Logic フォーマットでの保存が可能になりました。

ad16plogic400
 

これらのうち他機種ファイルの読み込みは Altium Designer の画面から、ファイルを指定するだけで行う事ができ、外部の変換プログラムを起動する必要はありません。さらに、主要な CAD フォーマットに対してはインポートウィザードガ用意されており、変換条件の設定などを容易に行う事ができます。

またこの機能は、プラグインモジュールで提供されています。このプラグインモジュールについては、その仕様を解説したドキュメントが用意されており、これにより機能や使い方を知ることができます。

例えば OrCAD Capture インポータの仕様は以下のように説明されています。

capture_plugin500

なお、このプラグイン詳細情報へのアクセスには AltiumLive アカウントへのサインインが必要ですので、まだアカウントを取得されてない場合には Altium Live Requests からお申し込みください。またプラグインの追加方法は、プラグインモジュールの追加 で説舞されています。

現在 Altium Designer では、以下のフォーマットで作成されたファイルの読みが可能です。対応バージョンなどの仕様の詳細は プラグインの解説ページ の情報をご確認ください。

回路図の読込み

・Altium/Protel 全バージョンの Schematic/Library
・Protel DOS Schematic
Protel 99 SE Design Database
P-CAD Schematic ASCII & Binary(V16 & V17)
CircuitMaker Schematic
CircuitMaker User/Device Library
OrCAD Capture Design(.dsn)/Schematic/Library
OrCAD CIS Configuration file
OrCAD-SDT/Schematic
PADS Logic ASCII/Schematic/Library
PADS LogicCAE Decal/Part Type Library
EAGLE Schematic/Library
CADSTAR Schematic Archive
DxDesigner  Schematic/Library
AutoCAD DXF/DWG

PCB の読込み

・Altium/Protel 全バージョンの PCB/Library
Protel PCB3 & Autotrax(DOS)
Protel Advanced PCB 2.8 Binary
Protel 99 SE Design Database
P-CAD PCB ASCII/Binary(V15 & V16 & V17)の PCB
P-CAD PCB ASCII/Binary(V16 & V17)の Library
P-CAD PDIF
Tango PCB ASCII
PADS PCB ASCII
PADS PCB ASCII Decal Library
OrCAD Layout PCB/Librariy
CADENCE Allegro PCB ASCII & Binary
Expedition PCB/Librariy
CADSTAR PCB Archive
EAGLE PCB/Library
Specctra RTE
SDRC-IDF Brd
AutoCAD DXF/DWG
Gerber – batch & Single

回路図の書出し

・Altium Schematic Binary/ASCII
・Altium Schematic Library
 ・Altium Schematic Template
・Protel Schematic V4(Protel 99 / 99SE)
PADS Logic Schematic
OrCAD Capture v7 Design/Schematic & Library
・OrCAD SDT Schematic
P-CAD V16 Schematic & Library
AutoCAD DXF/DWG

PCB の書書出し

・Altium PCB/Library Binary
・Altium PCB ASCII
・Protel V3 PCB/Library Binary(Protel V3 / Protel 98)
・Protel V4 PCB/Library Binary(Protel 99 / 99SE)
・AltiumV5 PCB/Library Binary(Altium Designer 6 初期)
AutoCAD DXF/DWG
HyperLynx (hyp)
P-CAD ASCII
P-CAD V16 Library
Protel PCB 2.8 ASCII(Advanced PCB 2.8)
CADENCE Specctra (DSN)
SDRC-IDF (Brd)
STEP(step / stp)
・VRML
Ansoft HFSS (.anf)
SiSoft Quantum-SI (.csv)

このように A;tium Designer では多くの種類の CAD フォーマットがサポートされており、Protel P-CAD 等の旧製品、および他社製品に対する互換性は万全です。このような充実した互換機能を備えた CAD ツールは他に見当たらず、おそらく世界一だと思います。

1,659 total views, no views today

「Altium の足跡」を更新

Altium Designer 16 のリリースにあわせて「Altium の足跡」の内容を更新しました。最新の情報を網羅し Altium Designer 16 の日本語リリースノート にもリンクされています。

Altium Designer は Protel Windows PCB ツールが正しく進化した 製品です。Protel は DOS PCB ツールで市場に参入しました。そして Windows 環境で動作する世界初の PCB ツールである Protel for Windows を投入し、瞬く間に市場に浸透させました。Altium が最初の DOS 製品をリリースしてから 30年経ちました。そして私たちアンビルコンサルティングのスタッフはこのうちの 25年間 Altium/Protel の販売に専念し Altium の進化・変遷と共に歩んできました。

この「Altium の足跡」はこの間の足跡をまとめたものです。Altium Designer 16 等の 新しい製品の日本語リリースノート へのリンクも設置さており、Altium の歴史を辿るだけでなく、最新版へアップグレードするための、機能の比較・検討資料としても役立ちます。

簡潔にまとめたつもりでずが、期間が四半世紀を超えていますのでそれなりの分量にまりました。なおこの 「Altium の足跡」は Altium Designer サポートサイト にも転載されていますので、サポートサイト にお越の際には FAQチュートリアル だけで無くこの「Altium の足跡」も併せてご覧ください。  

924 total views, no views today

ハンズオン・トレーニング、2016年 1月以降の日程

アンビル コンサルティングでは大阪市内のサポートサテライトで Altium Designer ハンズオン・トレーニング を定期開催しています。

このハンズオン・トレーニングの 2016年 1月以降の日程 をご案内いたします。  

<1月開催 >
● 1月20日(水) 概要&回路図
● 1月21日(木) PCB

< 2月開催 >
● 2月17日(水) 概要&回路図
● 2月18日(木) PCB

< 3月開催 >
● 3月 9日(水) 概要&回路図
● 3月10日(木) PCB
● 3月23日(水) 概要&回路図
● 3月24日(木) PCB

また、当月12月開催にはまだ空きがありますので、受講を希望される場合にはご連絡下さい。

関西地域では唯一のトレーニングコースコースです。受講料金は 1日あたり 25,000円(弊社保守ユーザー様の場合は 20,000円)となります。 なお、日程が変更される場合がありますのでお申込みに際しては Altium Designer ユーザー情報サイト で最新日程をご確認ください。

また、東京では 株式会社エー・ディ・ティがトレーニングコースを定期開催 しています。関東近郊のお客様はこちらの利用もご検討ください。

トレーニングコースに関するお問合せ・お申込みは フォーム またはsupport@anvil.co.jp まで。

852 total views, no views today

Altium Designer トレーニング 2016年 1-3月の日程

東京新宿のエー・ディ・ティ本社で開催されている、Altiunm Designer トレーニングセミナーの 2016年 1月、2月、3月分の日程のご案内です。

● 1月21日 (木) 基本操作と回路設計
● 1月22日 (金) PCB 設計
● 2月18日 (木) 基本操作と回路設計
● 2月19日 (金) PCB 設計
● 3月17日 (木) 基本操作と回路設計
● 3月18日 (金) PCB 設計

時間は午前10時から午後 5時まで。受講費用は 各コースとも同額の、税別価格 25,000円 /1日、45,000円 /2日、65,000円 /3日となっております。 この詳細は こちら をご覧ください。

また、アンビル コンサルティングでは大阪のサポートサテライトで Altium Designer ハンズオン・トレーニングを定期開催しております。今月 12月は以下の日程で開催されますので、受講をご希望の場合には support@anvil.co.jp まで、空席等についてお問合せ下さい。

● 12月16日(水) 概要&回路図
● 12月17日(木) PCB

なおこの大阪で開催中の Altium Designer ハンズオン・トレーニングの内容 についてはこちら をご覧ください。お問合せお申し込みは support@anvil.co.jp 宛または Altium Designer リクエストフォーム にて承っておりますのお気軽にご連絡ください。

942 total views, no views today

保守への再加入がキャンペーン対象に加わりました!

サブスクリプション(保守)の再契約が、今回のアップグレードキャンペーンの対象に加わりました。

期間が満了した後にサブスクリプション(保守契約)に再度加入する場合、空白期間の長さによって再契約価格が異なりますが、今回のキャンペン期間中は全て同一価格の 215,100円で再契約できます。

Altium Designer サブスクリプションのキャンペーン価格(価格表記は税別・単位は円)

キャンペーン品目(PCB付のみ、SE は対象外)

通常価格 キャンペーン 値引率
Altium Designer サブスクリプション期間内更新 170,000 170,000 0%
Altium Designer サブスクリプション 再契約-空白 1-3ヵ月 244,500 215,100 20%
Altium Designer サブスクリプション 再契約-空白 4-6ヵ月 288,600 215,100 25%
Altium Designer サブスクリプション 再契約-空白 7-9ヵ月 332,700 215,100 35%
Altium Designer サブスクリプション 再契約-空白 10-12ヵ月 376,800 215,100 43%

空白期間が長いほど割安になります。
キャンペーン期間は 2016年の 3月24日まですが、保守の空白期間が 1年を超えると再契約ができず、アップグレードの扱いになってしまいますので、早めに検討をお進めください。

1,112 total views, no views today

Altium Designer 16 がリリースされました

本日 11月11日、Altium Designer 16 がリリースされました。

Altium のメインサイトも更新され Altium Designer 16 の新機能が動画によって紹介 されています。今回のアップデートは、デザインエントリーと PCB 設計に対してバランス良く行われており、メジャーアップデートであるため、大変充実した内容になっています。

ad16rel151111_500

このページのビデオでは以下の新機能が紹介されていますのでぜひご覧ください。

Offline Design System
    オフラインで利用するための機能
Streamlined Design Rule Editor
    デザインルールエディタの強化
Hole Tolerance Definitions
    パッドとビアの穴径に誤差の定義を追加
Advanced Component Search
    部品ライブラリから必要な部品を探すための検索機能
New PADS Logic Exporter
    PADS Logic フォーマットでの回路図の保存
Integrated TASKING Pin Mapper
    TASKING の Pin Mapper を統合
Enhanced Pin Length Definitions
    高速信号の管理に必要な、ピン及びボンディングワイヤーの長さ定義
Net Color Synchronization
    回路図上に指定した色でPCBパターンを表示
Technology-Aware xSignals Wizard
    xSignal機能を使いやすくする Wizard
3D STEP Model Generation Wizard
    実物に近い 3D モデルが簡単に作成できる Wizard
Alternative Part Choices
    代替え部品の検索機能
Visual Clearance Boundaries
    配線パターンのクリアランスエリアの表示
Component Placement System
    押し退けにより進化した部品配置機能 

またこの Altium Designer 16(16.0.5)はすでに提供が開始されており、ダウンロード して利用することができます。

1,529 total views, no views today

Altium Designer アップグレードキャンペーン開始

2015年 11月 9日より Altium Designer アップグレードキャンペーン が始まりました。

今回のキャンペーンは年をまたいで来年の 3月24日まで、4カ月半のロングランで実施されます。そして、このキャンペーン期間中Altium Designer 最新版へのアップグレードが 14-47% 引の特別価格で提供されます。 
 

champain1511_500

  
キャンペーン価格表 – 2016年 3月24日まで

Altium Designer のアップグレード価格 (税別・単位は円)

通常価格 キャンペーン価格 値引率
     
2013/10/21~2014/11/16 保守満了のライセンスから      
Altium Designer – スタンドアロン 475,000 395,000 17%
Altium Designer – オンデマンド 475,000 395,000 17%
Altium Designer – プライベートサーバー 475,000 395,000 17%
Altium Designer SE – スタンドアロン 157,000 135,000 14%
Altium Designer SE – オンデマンド 157,000 135,000 14%
Altium Designer SE – プライベートサーバー 157,000 135,000 14%
2013/02/01~2013/10/02 保守満了のライセンスから      
Altium Designer – スタンドアロン 595,000 395,000 34%
Altium Designer – オンデマンド 595,000 395,000 34%
Altium Designer – プライベートサーバー 595,000 395,000 34%
Altium Designer SE – スタンドアロン 203,000 175,000 14%
Altium Designer SE – オンデマンド 203,000 175,000 14%
Altium Designer SE – プライベートサーバー 203,000 175,000 14%
2012/12/27~ 2013/01/31 保守満了のライセンスから      
Altium Designer – スタンドアロン 740,000 395,000 47%
Altium Designer – オンデマンド 740,000 395,000 47%
Altium Designer – プライベートサーバー 740,000 395,000 47%
Altium Designer SE – スタンドアロン 243,000 210,000 14%
Altium Designer SE – オンデマンド 243,000 210,000 14%
Altium Designer SE – プライベートサーバー 243,000 210,000 14%
2012/12/26 以前に保守が満了したライセンスから      
Altium Designer – スタンドアロン 808,000 695,000 14%
Altium Designer – オンデマンド 915,000 695,000 24%
Altium Designer – プライベートサーバー 879,000 695,000 21%
Altium Designer SE – スタンドアロン 259,260 210,000 19%
Altium Designer SE – オンデマンド 292,260 210,000 28%
Altium Designer SE – プライベートサーバー 281,260 210,000 25%
PCB付(拡張)へのクロスアップグレード      
2013/03/15 以降のご購入分から      
Altium Designer – スタンドアロン 593,000 510,000 14%
Altium Designer – オンデマンド 667,000 510,000 24%
Altium Designer – プライベートサーバー 642,000 510,000 21%
2013/04/14 以前のご購入分から      
Altium Designer – スタンドアロン 751,500 650,000 14%
Altium Designer – オンデマンド 858,500 650,000 24%
Altium Designer – プライベートサーバー 822,500 650,000 21%

 
また今回のキャンペーンでは拡張セットのアップグレードが、2012年12月26年以前に保守が切れた「ガシーアップグレード」以外は全て同じ価格に設定されています。このため、レガシー扱いになる直前の古いものからのアップグレードの値引率きが最も大きく、PCB 付き(拡張セット)では 47% 引きでの購入が可能です。ただし 2012/12/27 から 2013/01/31 の間にサブスクリプションが切れた PCB 無しの SE(基本セット)についてはレガシーアップグレードと同じ価格に設定されていますのでご注意ください。

なお、アップグレードは同じライセンスタイプのものにしかできません。例えば、スタアロンタイプのからはスタンドアロンの新バージョンにしかアップグレードできませんので、スタンドアロンからオンデマンドの最新版への移行をご希望の場合には、別途にスタンドアロンからオンデマンドへの切り替え費用が発生します。

ライセンスタイプの変更価格 (単位は円)

変更内容 フルセット
SE
スタンドアロンからプライベートサーバー 101,000 31,000
スタンドアロンからオンデマンド 137,000 42,000
プライベートサーバーからオンデマンド 66,000 20,000

そして今回のキャンペーンでも、長い間アップグレードされずに古いまで利用されきたたライセンスからのアップグレードが可能です。例えば、以下のような古いものからのアップグレードもできますので、ぜひともこの機会に、新バージョンへの移行をご検討ください。

 
今回のキャンペーンは期間が長く、これから検討を開始しても時間切れになる心配は少ないはずですので、旧バージョンをお使いの場合にはます、評価版で Altium Designer の新機能をご確認ください。
 
お問合せは メールフォーム または info@anvil.co.jp まで

1,055 total views, no views today

スパムメールの脅威

10月27日から28日にかけて 3通の不審なメールを受信しました。覚えのある内容ではなく宛名もありませんでしたので、すぐに悪意で送られてきたものであるとわかりましたが、送信元の社名もアドレスも実在する会社なので、いろいろ調べてみました。

shiz_spam 

そしてその調査の結果、甚大な被害を及ぼすウイルスの感染を目的としたものである事がわかりました。このメールに添付されている .ZIPまたは .DOC を開くと “SHIZ” 等の名称を持つスパイウェアがダウンロードされされ、クレジットカードなどの個人情報が盗まれるそうです。

以前より毎日多くの迷惑メールを受信しており、アンチウィルスソフトのログを確認すると “SHIZ” に感染する可能性のあるメールが自動的に削除されている事が分かります。

shiz1028blok

しかし今回の迷惑メールはこれを素通りして届きました。

今回のこの迷惑メールについては、今までのものと比べ 3つの大きな違いがあります。

1.  送信元として実在する社名とメールアドレスが使われている。
2.  上記の偽装が、偽装された会社が設置したメールアカウントの乗っ取りではなく、
     外部のシステムで行われている。
3. アンチウィルスソフトで検出できない。

いろいろ調べてみると、このような迷惑メールの送信がメールアカウントを乗っ取ることなく行われているというケースが多発しているようです。ウイルス対策の専門企業でも被害を受けており、この偽装が防ぎようの無いものである事を物語っています。
トレンドマイクロを騙る迷惑メールを確認:不審な出会い系サイトへ誘導
ただしこのケースでは、普段使っていないドメインが偽装に利用されたとの事です。

まざにこれは、世界中のあらゆる企業にとって他人事ではありません。そこで弊社では、対策として以下のとおり確認・徹底したいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

・弊社から宛名の無いメールをお送りすることはありません

メルマガを除き、弊社からお客様に宛名の無いメールをお送りする事はありません。もし、本文冒頭に社名・個人名のいずれも記載されていない場合には削除お願いします。また、内容に覚えが無い場合には、別メール又は、フォームにて弊社ご確認ください。当方まらお送りしたメールであれば、ご連絡に対して必ず返事信を差し上げます。

・弊社宛のメールには必ず宛名をお書きください

また当方への送信に際しては、必ず宛名を明記してください。担当者名が不明な場合にも必ず、アンビルコンサリティングの社名を明記していただくようにお願いします。宛名が「担当者様へ」としか書かれていない場合には、迷惑メールと判断させていただく場合がありますのでご注意ください。

なお、実際に偽装被害に合われた企業様の社名が入ったメール画像を、ここで公開させていただきましたが、これらの企業様には何らの落度はなく 100% 完全な被害者です。もしこの画像の公開が不都合なようでしたら削除させていただきますので、お手数ですがご連絡お願いいたします。

983 total views, no views today

通信災害は忘れた頃にやってくる

忘れた頃に突然起こる通信障害。これには本当に慌ててしまいます。

今月23日の朝一番、仕事を始めようようと PC を起動したところ、インタネットにつながりません。PC や周辺の機器を全て再起動し、PC に繋がる CAT5 ケーブルを交換するも変化なし。そこで行きついた先がスイッチングハブであり、結局これを交換することにより復旧しました。

今までこの場所で仕事を始めてから 5回のトラブルを経験しています。台風による架設電話線の断線、道路工事による埋設電話線の切断、電話機の故障、ISDN ターミナルアダプタの故障、そして今回のスイッチングハブの故障です。 あらためてこれらを振り返ると、長い電線や長い線が繋がっている機材で故障が多発しており、通信機材は丈夫そうに見える物でも、故障に対する備えが必要なります。

そこでどのような備えが必要かというと、まず予備の機材の準備、トラブルシューティングの為の知識、通信手段の並列化という事になると思います。そして、防災訓練の時のように障害対処のシナリオと、それをいつでも実行できるような準備が必要だと思います。

という事で、今回のトラブルに対しては何とか無難に対処でき、また貴重な教訓も得る事ができました。しかし完全に復旧した訳では無くトラブルシューティングの際に手動/自動で行われた設定変更により、正常に動作しない部分が残っています。

その一つは、NAS の名前解決が不完全になり、公開フォルダーの大半に IP アドレスでしかアクセスできなくなってしまいました。そしてもう一つ、Hyper-v 仮想イーサネットアダプターのドライバが働かず、Windows XP が起動しなくなってしまいました。

hyper-v_nas

この 2つについても対処したいところですが、知識不足のままではさらに状態を悪化させかねませんので、しばらく情報収集に専念する事にしました。

901 total views, no views today

MCAD Co-Designer: SOLIDWORKS 販売開始

Altium Designer と SOLIDWORKS との緊密な連携を実現するアドオオン、”MCAD Co-Designer: SOLIDWORKS” の国内販売が始まりました。

mcad-co-solid

このアドオンでは、従来の IGES/STEP インターフェイスのようなデータ変換機能が提供されるだけでなく、連携の為の手続きがバックグランドで自動化され、両者がより一体化します。また ParaSolid のサポートにより、 SOLIDWORKS との間でモデルデータが一元化されます。

Altium Designer の別売りプラグインとして提供されます。12カ月間のライセンス価格が 120,000円(税別)に設定されており Altium Designer の保守期間に合わせて、月割で販売されます。

内容については Altium サイトの ”MCAD Co-Designer: SOLIDWORKS®“と”日本語 Wiki” に紹介がありますのでご覧ください。

983 total views, no views today

マウンター用 Pick and place データの利用

* 旧サイトからの転載・加筆

Altium Designer には、PCB 上に配置された部品座標値を Pick and Place 形式のファイルに出力することができます。

  Pick and place 出力機能  画像は Altium 社 Pick and Place Output Options から引用

worddav86b61e413501315a232b692fa01589e6

この Pick and Place はマウンター用の座標値データとして利用するためのものですが、実はこのPick and Place データは出力するだけでなく、Altium Designer に読込み、ファイルに示された座標に部品を瞬時に移動させることができます。

この読込機能はあまり利用されていないようですが、けっこう使い道があるように思います。

  [ファイル] > 実装用データ出力 > Generates pick and place files deでファイルを作成

ppl1

  

   [ツール] > コンポーネント配置 > 配置ファイル読込でファイルを読み込み

ppl2

 

 製品のモデルチェンジの際には既存の回路ブロックをそのまま再利用することも稀ではないと思います。このような場合にも、既存の PCB から出力した Pick and Place ファイルを新たに設計を始める PCB に読込ことにより、既存の回路ブロックの部品配置を自動的に再現することができます。また、ガーバーインした配線パターン上に、フットプリントを重ねる場合など、リバースエンジニアリングの際にも役立つと思います。

この Pick and Place はテキストファイルですので編集が容易でです。このテキストを編集する事により部品配置の変更ができますので、他にもいろいろな用途があると思います。

1,100 total views, no views today

極座標グリッドの応用

Altiun Designer 10 以降、極座標グリッド(円形グリッド)がサポートされ丸い形状の機器や、回転する部品などに組込む基板の設計がずいぶん楽にになりました。そしてその後、円形グリッドを利用して行う、部品やパターンの配置の為の新機能が登場しさらに便利になっっています。

そこで、この極座標グリッドの代表的な応用例を簡単にご紹介したいと思います。

まず一つ目は、同心円上への接点パターンの配置です。これは Altiun Designer 12 での異形パッド作成機の紹介ビデオ “Creating Custom Pad Shapes” からの引用です。最初、導電ゴムスイッチの接点だと思っていましたが正しくは、ロータリーエンコーダの接点です。

  • このような接点パターンが簡単に作成できます。

 renc400a

  • まずは、放射状グリッドを設定しその中央にパッドを置きます。

 renc400b

  • 放射状グリッドの升目を使って、接点パターンを作成します。手順としては、まず、 接点の外形をトラックで作成し、それを選択して内部をベタ(Rrgion)に変換します。

 renc400c

  • 作業の過程では、いつでも 3D 表示での確認が可能です。

 renc400d

詳しくは動画  “Creating Custom Pad Shapes” をご覧ください。

そしてもう一つは、同心円上への部品の配置です。

  • 適切な位置に自動的に配置され、その位置に合わせて部品の角度が自動的に変ります。

circular400a

  • また 3D 表示の状態でマニュアル配置が可能です。

circular400b

詳しくは動画 “Altium 14.3 Auto Rotation Polar Grid” をご覧ください。

また弊社保守ユーザ様向けに、解説書 – 統一カーソル・スナップシステム を用意しており、極座標の利用方法についても説明されていますので、ぜひご利用ください。

1,195 total views, no views today